猫の手も借りたい…

エルムデールファームです。

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猫と月

どこの牧場でも1匹は猫はいます。どこからともなく現れ、我が物顔で寝て、餌欲しさにすり寄り、住み着く。当牧場でも、住み着いた猫がよその野良猫にやられてかわいそうだからと、牛舎内の事務所を占拠してしまう有り様…癒やしと引き換えに食住を与える。確実に食住の負担はデカい。

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ごろつく猫達

そんな猫でも、忙しい時に仕事の手伝いでも出来たらなと思ってしまう。

どの業界も人手不足だが、酪農業界は深刻だ。昔と違って近代化がされてきた酪農現場でも、なかなか働く人はいない。休む為に代わりに働いてもらう酪農ヘルパーさんも少なく、皆が申し込むため休みも確保できない、そんな状態だ。

近年は、色々な方が普及活動しているおかげで、酪農に興味を持ち熱意ある人達が増えてきたのは、とてもありがたいこと。それでも人が足りない…

都会の酪農を知らない人に興味を持ってもらい呼び込むのも大事だが、地元の人が地元の酪農現場で働きたいと思ってもらうのも大事。まだまだ酪農家側が見直さなければならない所は沢山ありますが、一緒に働いてくれる人を待ってます。

牧場猫には養ってる代わりに、招き猫みたいに福を招いて猫の恩返しをしてもらいたいものです。

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ダラける猫

 

いつかはブランド和牛を夢見て

エルムデールファームです。

当牧場では、乳牛と和牛を飼育しています。生まれてから約10ヶ月程飼育(素牛)して市場に出し、肥育農家さんに買ってもらっています。image

 

 

 

image和牛の子牛は乳牛の子牛より体が小さく、体質的に弱いといわれ管理が難しい、乳牛がメインだから和牛を飼うスペースを確保出来ないなどから、枝幸では数件の農家しか飼っていません。

枝幸は、毛ガニなどの海産物が有名です。チーズなどの乳製品や独自のブランド肉牛がまだないので、消費者目線からすると、枝幸の酪農に物足りなさを感じているかもしれません。

だけど、いずれは枝幸の酪農も6次化産業が確立され、枝幸の酪農もイイな!と消費者の方達に思ってもらえるよう頑張っていきたいです。それによって、興味を持って雇用がうまれ地域の活性化にも繋がるかもしれませんので!

エルムデールは、ブランド和牛を夢見て頑張ります!

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もうすぐ分娩予定の「あつひめ」

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冬場は繋がってます

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夏場は放牧

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歩いて健康に

 

 

 

 

夏の函岳の山頂に行ってきました!

枝幸に越してきて2度目の函岳登山?に行ってきました。美深町にある、標高1,129メートルのそこそこ高さのある山ですが、ほぼ山頂まで車で登れてしまいます。頂上まで続く砂利道は北海道にツーリングにやってくるオフロードバイクのライダー達にはかなり人気らしいです。

林道はまさに緑のトンネルです。

道中かなりの確率で鹿に遭遇します。

林道にかかる橋の上からの撮影です。

山頂ルート入口の加須美峠までは、オホーツク街道から、ヨシダファームのある乙忠部より道道120号線に入り、天の川トンネル手前より”函岳スーパー林道”を選択しました。途中渓流やほぼ毎回鹿にでくわす緑のトンネルを経由して、やってきた峠の小屋は・・あいにくモヤに包まれ太陽はうっすらと形がわかるものの空は曇っています。

峠はモヤに包まれていました。

晴れていればかなり手前から山頂が見えます。

しかし、太陽の形が分かるということは、もしかすると山頂は晴れているのでは?と、思い切ってそのまま山頂を目指しました!昨年は上の写真のように山頂が見渡せた場所でも、全く先が見えないモヤの中で、「やはりダメか・・」と思いましたが、山頂まであと高度200メートルというところへきて、突然視界が開け頭上に青空が広がりました。

オホーツク海方面です。

まさにすぐ足元が雲海です。

眼下に雲海を見下ろす、まさに絶景です!昨年は快晴で遠くオホーツク海まで見えましたが、今年の雲海のほうが写真映えするので、登った甲斐がありました。枝幸から1時間半程で頂上まで行けるので、天気が良い日は気軽に行ける景勝地としておすすめです。

帰路、美深町の牧場にいた馬達です。